気分は漁師、絶品あら汁
こんにちは。
海釣りが趣味の方、はたまた魚好きでスーパーでよくお魚を買う方。
魚の頭や骨、どうしていますか?
そのまま捨ててしまうという方、多いのではないでしょうか。
今回は魚のアラを」使った簡単なあら汁のご紹介です。是非お試しください。
【材料】
- 新鮮な魚のあら
- ネギ(根深・葉ネギどちらでも可)
- 味噌(適量)
- 塩(適量)
- 粉だし(少々)
- 味の素
- だし昆布
- 酒
【作り方】
- 3枚におろした魚の背骨、ひれ、半分に割った頭やカマなどに塩を振ります。(気持ち多めでもOK)これによって、魚特有の生臭さを取り除きます。
- 鍋に湯を沸かし、氷水を用意します。沸騰したお湯に魚のアラを入れましょう。(中骨やカマなど、骨が太いものやいかにも火の通りにくそうなものから入れていってください。)
- 魚の色が変わり再度沸騰したら、氷水に入れて粗熱を取り、ザルに取り出します。魚の表面に臭みが出ていますので、皮やヒレについた滑りを流水でしっかりと洗い流します。骨についた血合いは、歯ブラシなどを使うと落としやすいですよ。
- 鍋に、あら、だし昆布、水、酒(煮汁の5~10%)
を入れ、水から中火で煮ます。
中火でじっくり煮立てることで、うまみをじんわりと押し出すイメージです。
- 沸騰する前に昆布を取り出し、中火でさらに煮立てます。このとき白い灰汁が出てきますので、しっかり掬い取ってください。
- 沸騰して3-5分に煮ます。グラグラ沸かないよう、火加減に注意してください。
- 鍋から全てのアラを取り出します。鍋に残った汁をキッチンペーパーで濾し取ります。「細かい身が浮いていた方がワイルドでいい!」という方は、もちろんそのままでOKです。
透き通った、それでいて魚のうまみがギュ〜〜〜っと凝縮された絶品のアラだしが取れたかと思います。
あとはアレンジ自在、
塩をひとつまみと絹ごし豆腐でお吸い物
味噌とわかめで海鮮味噌汁
醤油と卵でかきたま汁
などなど。
特に大切なのが③の行程になります。やや手間がかかりめんどくさい…と思われるかもしれませんが、ここで妥協なく処理を行うことで最後の味が劇的に変わってきますので、是非ちまちまと頑張ってみてください。
使う魚介や部位によって味わいも変わってきますので、食べ比べ…いや、飲み比べて楽しんでみてください。魚釣りが趣味の方、スーパーでお安いアラを発見された方、おすすめです。