紅茶を楽しもう!①
ティータイムや気分転換、
心を落ち着かせたい時にも活躍するのが「紅茶」
その香りと味にホッと癒される人も多いのではないでしょうか。
そんな心を解きほぐしてくれる紅茶ですが、
ちょっとしたコツをおさえるだけで茶葉でもティーバッグでも、
自宅でもっとおいしく淹れることができますよ!
今回は、そんな「紅茶をおいしく淹れるコツ」を紹介したいと思います。
「紅茶のシャンパン」とも言われるダージリンは世界3大銘茶の1つです。
1年に3回の収穫時期があり、それぞれで味も香りも大きく異なるのが特徴。
セカンドフラッシュ(2番摘み)と呼ばれる夏に収穫されたダージリンは、
マスカットのようなさわやかな香りが楽しめます。
ストレートティーでその香りを活かすのがおすすめの飲み方。
アッサム・・・ミルクティーにぴったりのコク深い
アッサムは自然な甘みと強いコクが特徴の紅茶。
茶葉を潰してちぎり丸めるCTC製法で製造されるアッサムは、
細かい茶葉によってエキスが抽出されやすいので、甘
みとコクがしっかり引き出されるのです。
その濃厚な風味はミルクを入れることでより引き立ち、
ミルクティーにぴったりの品種です。
ベルガモットという柑橘類の香りをつけたフレーバードティーの1つであるアールグレイ。
その爽やかな香りは、アイスティーにするのに向いています。
アールとは伯爵のことを意味し、かつてイギリスの首相であったグレイ伯爵に由来した名前です。
ストレートティーのおいしい淹れ方
まずは基本のストレートティーの淹れ方から。
ミルクも砂糖も入れずに、茶葉の香りや水色(紅茶液の色)を楽しみたい時にはストレートで頂きましょう。
- 汲みたての新鮮な水を沸騰させます。5円玉くらいの泡がボコボコ出るくらいの状態になるとよいでしょう。
- ポットとカップにお湯を注ぎ、温めます。お湯は余裕をもってたっぷり沸かします。
- 温めたポットに茶葉を入れます。ティーカップ1杯分に対してティースプーン1杯、細かい葉は中盛り、大きい葉はかさばるので大盛にします。
- 沸騰したお湯を杯数分注ぎます。英国の伝統的な考えにしたがって、やかんを移動するのではなく、ポットをやかんに近づけること。湯量はカップ1杯あたり150cc。
- すぐに蓋をし、茶葉の大きさに合わせてしっかり蒸らします。細かいブロークンタイプは2~3分、大きいリーフタイプなら3~4分を目安にします 。
- 時間がきたら、スプーンで葉を起こすようにそっとかき回し、濃さを均一にしてから茶こしを使って最後の1滴まで注ぎ分けます。
次回は美味しいミルクティーの淹れ方をお伝えしますので
まずは、ストレートティーをお楽しみください!