失敗しない!ホワイトソース
本日は絶対に失敗しない!ホワイトソースの作り方のご紹介です。
これから寒くなってくると、熱々のグラタンが食べたくなりますよね…
ただおうちで作るとなるとつまづきやすいのがホワイトソース。
簡単に、美味しく!できるホワイトソースレシピをご教授します。
【材料(4~5人分)】
- 薄力粉…50g
- バター…50g
- 牛乳…500ml
- 塩、白こしょう、ナツメグ…各適量
POINTその1 「バター:薄力粉:牛乳=1:1:10」
ホワイトソースを美味しく作るには、バター:薄力粉:牛乳の比率と火加減がポイント。
まず、バター:薄力粉:牛乳=1:1:10で用意します。これがホワイトソースの黄金比!この比率を守れば、誰でも美味しいホワイトソースが作れます。そして、火加減は最初から終わりまでずっと弱火をキープしてください、この基本さえ守れば、失敗しないのだそう。
POINTその2「なめらかになってもさらに弱火で5分加熱」
弱火でバターをゆっくり溶かし、バターが完全に溶けきらないうちに薄力粉を投入。ヘラで混ぜ返しながら、じっくり炒めて、ホワイトソースの基本となるルーを作っていきましょう。
最初はバターと薄力粉が「もったり」していますが、1~2分炒めていくと、少しずつ「なめらか」に変化。クリームのような状態で、バターと薄力粉が十分に馴染んだように見えるのですが、実はこの段階ではまだ薄力粉が「粉っぽい」状態なのです。弱火でしっかり5分くらいかけて炒めて粉っぽさをなくします!
POINTその3 フツフツ沸いてきたら完成のサイン
弱火で炒め続けていると、フツフツと気泡がわいてきます。この状態にまでなると、ルーの温度は100度以上! 全体が白っぽくなり、ヘラですくい上げると、サラッとなめらかな感触になっているはずです。
これで、薄力粉とバターが完全に一体となった「ホワイトソースのルー」ができあがり。このまま炒め続けると焦げついてくるので、すぐに火を止めてください。
POINTその4 ルーと牛乳の温度差で、なめらかなホワイトソースを作る!
次に牛乳を注ぎ、再び火を入れて再沸騰。ルーにとろみをつけていきます。このときに大切なのが、ルーと牛乳の温度差です。
ルーと牛乳の温度差があることが、ダマのないなめらかなホワイトソースの秘訣です。方法としては、『A:熱々のルーに冷たい牛乳を注ぐ』『B:ルーを冷まして、温めた牛乳を注ぐ』の2つ。Aは再沸騰させてとろみがつくまで時間がかかるゆえ、ルーが焦げついてしまうことも。Bなら再沸騰までが時短されるので、失敗なうk仕上げることができます。
まず、熱々のルーはフライパンのままぬれ布巾にのせてしっかりと粗熱をとります。その間に別の鍋に牛乳を入れて、弱火で膜がはらない程度に温めます。そして、ルーのフライパンを弱火で熱し、牛乳を少しずつ加えて、泡立て器で混ぜながら再沸騰させます。
POINTその5 筋がつくくらいのとろみがついたらできあがり
レードルですくい上げるたちきに落ちてきたソースが筋になるくらいのとろみ具合で火を止め、塩と白こしょう、ナツメグで味を調えましょう。
ナツメグは甘い香りとまろやかなほろ苦さのあるスパイスです。牛乳特有の臭みをとってくれるので、ホワイトソースには欠かせないアイテム!
ホワイトソースの保存方法
牛乳が余ってしまったときにはホワイトソースを作って、1回分ずつ小分けにして冷凍保存しておけば、少しだけ使いたいときに便利です。
※保存期間はおおよそ2週間程度です。早めに召し上がってくださいね。