ブルーベリーのある暮らし
ジャムにしてもそのまま食べても美味しいブルーベリーの実は
実は観賞用としてもとっても魅力的な植物
みずみずしい色合いの若葉、鮮やかな花芽の後には白い花が
溢れるように咲くのだ
小さな薄緑色の実が徐々に色づき、ピンク、紫、青と
移り変わっていく様子は成長の喜びを感じられる
また、紅葉する品種もあり、秋の深まりと共に冬支度を始める様子を楽しめる
プランターでも育てられるので、集合住宅でも栽培可能!
春先に咲くブルーベリーの白い花
品種により5月頃から9月頃まで小さなベルのような花が鈴なりにつく。
パステルでちょっとだけファンシーな色味が可愛い!のだ
花が終わると実がつく。
淡い緑色から始まり、品種によっては途中ピンク色に染まりながら、
最終的にはおなじみのブルーベリーの青色へと徐々に色が変わっていく。
色味のグラデーションは見た目にもとっても華やかである
※品種によって時期と色の変わり方は異なる。
いよいよ収穫の時期。
艶めく濃いブルーの中にはジューシーな果肉がたっぷりだ
次々に食べ頃を迎える実を堪能しましょう!
熟期も品種によりますが以下の期間が目安
ハイブッシュ系:6月~7月中旬
サザンハイブッシュ系:6月中旬~7月下旬
ラビットアイ系:7月中旬~8月下旬
庭に佇むのは紅葉したブルーベリーだ
紅葉すると秋の深まりを感じるが品種によって紅葉の具合や収穫時期、
落葉の有無も異なるので、ガーデニングとして飽きずに
長く楽しむには両種を植えたいものだ。
ブルーベリーの品種は、大きく分けて三種類ある。
・ノーザンハイブッシュ系
・サザンハイブッシュ系
・ラビッドアイ系
それぞれ木の高さ、実の大きさ、適した気候などが異なる。
ブルーベリーは一本では結実しにくいため、
同じ系統の中で二品種以上を近くに植えるのが良いとされている。
食味の良いもの、収穫量が多いもの、花の咲く時期が近いものなど、
相性を考えて選ぶと良い。
種苗屋さんやホームセンターでは、おすすめの組み合わせをセットで
売っていることもある。
ノーザンハイブッシュ系の品種は寒さに強く、
関東以北での栽培がおすすめだ。
大粒の「チャンドラ」などが有名。
ノーザンハイブッシュ系を品種改良したサザンハイブッシュ系
関東以南の暖かい土地での栽培に適している。
美味しく収穫量も多い「ミスティ」などが人気だ
ラピッドアイ系の「ウッダード」という品種
大粒で美味しい実がつく。
初心者さんでも育てやすく、
病気や害虫に強いおすすめの品種だ。関東以南での栽培に適している。
食べて美味しい、育てて楽しいブルーベリーは
日々の暮らしに鮮やかな彩りを添えてくれるだろう。