秋の味覚「いちぢく」でジャム作り

秋の味覚には、とろっと甘くて、ぷちぷちとした独特の食感が楽しい

「いちじく(無花果)」がありますね♪

ドライフルーツのいちじくは年中食べられますが、

生のいちじくは栄養豊富で出回る時期も結構長いので、

その美味しさを存分に味わってみましょう。

 

いちじくを漢字で書くと、「無花果」ですね。

『花が咲かないんだな~』って思ってしまいますが、

実はいちじくの花は、実の中で隠れて咲くんだそうですよ。

この花がいちじくのぷちぷちとした食感を作っているんです!

 

いちじくには旬が二度あり、夏の旬は6~7月と秋の旬は8~10月。

秋のいちじくの方が多く作られているので、

秋の果物というイメージが強いようですね

。また、いちじくの栄養については、

食物繊維のペクチンやミネラル・カリウムが豊富で、

鮮やかな赤色はポリフェノールの一種、アントシアニン

いちじくの実には嬉しいパワーがたくさん詰まっていますね!

 

いちじくは、そのまま食べて美味しいのはもちろん、

手作りスイーツにもぴったりです。

また、ジャムやコンポート、ドライいちじくなど

保存食として楽しむ方法もありますよ。

 

いちじくはスイーツだけでなく、サラダをはじめ、

白和え・天ぷらなどの意外な料理にまで幅広く使えますので、

旬のいちじくを、いつもとは違った食べ方で楽しむのもいいですね!

 

ジャムなどの保存できるいちじくレシピをご紹介します。

パンやヨーグルとシンプルに組み合わせたり、

スイーツ作りのベースにもなるので重宝しますね。

独特の甘さと香り、ぷちぷち感が特徴のいちじくのジャムです。

熟れ過ぎたいちじくの大量消費におすすめ。

皮付きのままざっくりと刻んで、砂糖とレモン汁を加えて

コトコト煮込詰めていきましょう!

 

いちじくはジャムにすると、驚くほど美味しさを発揮!

とろりとした果肉にぷちぷちの種の歯触り、

独特の香りと上品な甘みで、皮ごと煮るので仕上がりは

つやつやのルビー色!

短時間で煮上がるので、いちじくの美味しい今の季節にぜひ!

いちじく     500g(中くらいのもの5~6個)

ラニュー糖   200g(いちじくの重量の40%)

レモン汁     30㏄(約1個分)

 

  • いちじくはさっと洗って水気をふき、皮ごと粗く刻む

 

②鍋に1のいちじく、砂糖、レモン汁を入れ、ざっくりと混ぜ合わせる

鍋を強火にかけ、焦げないように時々かき混ぜる

沸騰したら強めの中火にしてアクを取り除き、大きく混ぜながら煮詰め。

沸騰後10分もしないうちに、とろりとしてつやが出る。火を止めてジャムが熱いうちに瓶に詰める

 

上記のプレーンないちじくジャムはフレッシュな美味しさですが、

ラニュー糖をきび砂糖に替えてクルミやシナモンを加えると、

コクのある個性的なジャムになりますよ。

カンパーニュやライ麦パンによく合うのでおすすめ!

 

生のそのままももちろんおいしいですが、

ジャムにしていただくのもいいですね。