読書時間が楽しくなる「読書術」

そもそもなぜ本を読んだはずなのに、

その内容を上手く言葉にできなかったり、

忘れてしまったりするのでしょうか?

 

それは、内容が知識としては

一切定着していないからかもしれません。

定着させるためには、

本の選び方や読むための環境づくり、

読みながら意識するポイントなどに気を付ける「読書術」を身に付けることが大切なのです!

ただ文章を読むのではなく、

知識として咀嚼し、蓄えるためのコツを

ご紹介していきます。

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1、読書のための環境づくりをしよう

 

本の内容への理解を深めるのは、

何よりも自分が集中することです。

しかし、人間が集中できる時間には

限りがあると言います。

時間を決めずにだらだら読書をすると、

途中で集中が切れてしまうことになり、

深い理解にもつながりません!

ですので読書の際には、

15分や30分などある程度時間を決めてから

始めてみてくださいね。

 

・集中する時間は邪魔されないよう注意しよう

 

途中で呼び出されたり用事があったりして

切り上げざるを得なくなると、

せっかくの読書時間が台無しになって

しまいますよね。

本当に身になる読書を追求する方は、

何があってもその時間は読書に専念できる、

という環境を作ってから取り掛かりましょう。

質の高い集中を保ち、

あなたが本来持っている理解力を引き出すこと

ができますよ。

 

・読書習慣という集中力のスイッチを作っておきましょう

スキマ時間を活かして読書をする場合は、

うまく心の状態を切り替えて読書に

臨まなければ、集中にはつながりませんよね。

 

そこで、活用できる時間を読書時間として

習慣化してみましょう。

この時間になったら、この場所に来たら読書をする、

ということを無意識にできるようになると、

自然と集中しやすくなるはずです!

 

2、読み方を工夫してみましょう

・読む目的を明確にしよう

純粋に楽しむなら、素直な心の動きを大切に。

小説などにおいて、臨場感あるストーリー展開や、

登場人物の心情の変化などを楽しみたい場合は、

自分の心に素直に読み進めてみてください!

だからといってただ読むのではなく、

自分の心の変化を敏感に察知することが大切です。

この登場人物がこんな行動をした時に悲しくなった。

この伏線は、こんな展開に繋がっていたのかと驚いた……。

その感情を忘れないために、途中で感想を書き

留めておくのもおすすめです。

 

言葉や文章を味わうなら、拾い読みもおすすめです。

仕事や趣味などに役立てたい時には、少し難しい内容も良い。

難しすぎない内容は本への理解を助けてくれます。

しかし仕事や趣味などのために新しい知識を得たい時には、

少し難しい内容にチャレンジして

みるのも良いですね!

何度か読み返さなければ咀嚼できない難しさの

おかげで、逆に内容が頭に入ってくれ、

必要な情報も得やすくなりますよ。

 

3、読後を大切にしましょう!

本当の理解のためには、アウトプットが

必要不可欠なのです!

 

読んだ本の内容は、どんな媒体でもいいので

形に残すことが本当の理解につながります!

 

自分の頭を通して内容を伝えることで理解が深まるだけでなく、

誰かからの反応が得られるので読書体験が楽しいものになり、

より記憶に残りやすくなります。

 

・2回、3回と読み重ねるのもおすすめ!

アウトプットまでに時間がかかりすぎる

、もしくはうまく言葉にまとめることができないという時は、

無理にアウトプットする必要はありません。

代わりに、同じ本を2回、3回と繰り返し読み込んでみてください。

同じ言葉でも、読み重ねるごとにその意味が分かるようになり、

著者の意図も気付けるようになるかもしれません。

 

 

上記のようなポイントを掴むと、

本への理解も深まりもっと読書が楽しめそうですね!