忘れられない、ババガヌーシュ
こんにちは。
突然ですがみなさん、「ババガヌーシュ」ってご存知でしょうか。
おばさんがヌーシュするわけではありません。セロ引きのゴーシュでもありません。
地中海沿岸地域やペルシア湾付近で食べられている、焼きナスを使った前菜なんです。
今回はババガヌーシュをもう一度食べたい、という話です。
私がババガヌーシュと出会ったのは中東ではありません。
以前2週間ほどアメリカに滞在していたとき、ステイ先のホテルの近くにあったレバノン料理の店で食べました。
レバノン料理が如何なるものかも全くわからなかったのですが、良心的な値段とフレンドリーなオーナーに誘われ入店、看板メニューの「コンボプレート」を頼みました。
そのサイドに添えられていたのがババガヌーシュです。
オーナーが熱心に説明してくれたのですがなんしか早口でよくわからなかったのでこっそりスマホで調べたところ(ごめんオーナー)、Wikipediaには次のように書かれていました。
ババガヌーシュは、焼きナスをタヒーナ(ゴマのペースト)、オリーブオイル、各種調味料と合わせて作る前菜である。代表的なレシピは以下の通り。
皮をむかずにナスを直火で炙る
- ナスの皮が真っ黒になり身が柔らかくなったら(はじけるまで待っても良い)、火から下ろして冷ます
- ナスを冷ます間に、レモン汁、タヒーナ、オリーブオイル、ニンニクを合わせておく
- 冷めたナスから身を掻き出し、水気を搾り取り、身をフォークなどで潰す
- 上記3で合わせておいた調味料と、4で潰しておいたナスの身を合わせる
- 好みでパセリなどのハーブを散らす
(Wikipediaより)
これはゆっくり説明してもらってもわからないなぁ…。
ともかく、このババガヌーシュがとっても美味しい!!
舌触りはこってりとしたペーストで、ハーブとレモンの爽やかさとニンニクと炭火焼きナスの香りが絶妙なんです!!
オリーブオイルを使っているのであっさりしていくらでも食べられる、まさにアピタイザー。
大ハマりし、ステイ中3回も食べてしまいました。
日本帰国後もあの味を忘れることができず、
「ババガヌーシュ 作り方」
とググって再現を試みたのですが、いやあ難しい。
ナスの炭火焼きを魚焼きグリルで、タヒーナを煉胡麻に…となんとか代用して作ってみたものの、全くあの美味しさを再現することができませんでした。
いつかまたババガヌーシュを食べたい、そう、今度は本場で、ペルシャ湾の風に吹かれながら…!
本当に、早くコロナには収束してもらわないと!!